スマホの分割購入においても格差がますます明確に!
こんにちは!maakyuです!
最近、スマホの分割購入の審査落ちが目立ちますよね?新規契約だけでなく、機種変更でさえも審査落ちが目立ちます。
なぜ急増したのかは、新型iPhoneの影響が大きいと言われています。
まず最初に、携帯会社の契約審査と携帯電話の分割購入をする審査は別だというのはわかっていますよね?
では、スマホの分割購入の審査はどんな基準で判断しているのか?
申込者の「支払い能力」のどこをキャリアはみているのか?
これを知っておかないと、あなたもこれからスマホの分割購入ができなくなってしまうかもしれません。
10万円を超える分割購入
まず触れておきたいのが、携帯電話の分割を組む際に「個別信用購入あっせん契約」に同意しなければいけません。
ただし、「耐久性を有し定型的な条件で販売するのに適した支払い総額が10万円以下の生活必需品」であれば審査対象から除外されるため、例えクレジットカードを持てない方でも携帯は分割購入できる!という方も多くいました。
しかし、分割購入額が10万円を超えると話は別です。
これは、単に携帯電話だけを購入するだけでなく
携帯電話と周辺機器の分割購入額の合計が10万円を超える場合も同じです。
周辺機器とよばれるものは主に、
- スマホケース
- 保護フィルム
- 充電器
- イヤホン
- モバイルバッテリー
などが挙げられます。
たとえば、
- スマホの価格が97500円
- 保護フィルムの価格が3000円
保護フィルムを一緒に購入するだけで10万円を超えています。
もし分割購入額の合計が10万円を超えた場合は
「支払い能力調査」を行う必要があります。
支払い能力調査
支払い能力を判断する際に重要視されるのは、
本人年収
(主婦や学生の場合は世帯年収)
勤続年数
(1年以上は必要といわれている)
すでに組んでいるローン残債の合計
(クレジットや信販系など)
この3点です。
ここで知っておきたいのは、
「総量規制」です。
様々なローンを組む際、年収の3分の1を超えるローンは組めないということ。
つまり、携帯電話の分割購入額をローン残高と足した時に、年収の3分の1を超えてしまえば分割購入はできません。
だから年収とローン残高を確認する必要があるのです。
低収入の方が高額なローンを過剰に組み、破産してしまうのを防ぐためです。
勤続年数は言うまでもなく、安定した収入の判断に必要ですよね。
信用情報機関
キャリアが支払い能力を調査する際にもう一つ重要なのが、「CIC(シーアイシー)」という信用情報機関に照会をかけること。
このCICという機関は簡単に言うと、
「クレジットカードなど、ローンの延滞情報や破産情報などを教えてくれる場所」です。
キャリアが分割購入申込者の名前、生年月日、住所、免許証や保険証などの情報をCICに送り、過去に延滞などしていないかを調べます。
ちなみに、クレジットカードの申込審査をする際もこのCICという信用情報機関に照会をかけます。
なのでここで引っかかると、まず携帯の分割購入は難しくなります。
ただし勘違いしてはいけないのが、あくまで審査を通すかどうかは信用情報機関が判断するわけではありません。
キャリアが「この人は本当に大丈夫かな?」という不安をなくすために信用情報機関を使っているだけです。
つまり、最終的に判断するのはキャリアです。
携帯料金の支払い方法も要注意!
携帯料金の支払い方法は
- 口座振替
- クレジット払い
この2つです。
クレジット払いの方は、1番分割購入審査が通りやすいのは言うまでもありません。
ただ、中には「クレジットカードを持つのが嫌い」という方もいるので、そういう場合は口座振替一択になります。
口座振替も、毎月きちんと決められた日に携帯料金が引き落とされれば審査に影響はないでしょう。
窓口払いは危険!
先ほども述べたように、携帯料金の支払い方法はクレジット払いと口座振替の2つだけです。
ただし、口座振替の場合は何度か引き落とされないことが続くと支払い方法が自動で窓口払いにへ変更になり、毎月有料の請求書が届くようになります。
もしくは引き落とし日前に何度か携帯ショップで料金支払いをすると窓口払いになってしまうキャリアもあります。
また、クレジット払いの場合もクレジットカードを解約をし、携帯料金の支払い方法を改めて設定せずに放置していると自動で窓口払いになります。
この窓口払いですが、危険なのが「毎月決まった日に支払いをしていない人が多い」ということ。
要するに、「決まった日に支払いをしないのは、きちんとお金の管理ができていなくて計画性なし」と判断されかねず、マイナスイメージにつながります。
経験ある方も多いと思うのですが、キャリア決済(携帯料金と合算して支払い)を使っている方が、窓口払いに変わった途端にキャリア決済を使えなくなってしまうことでも同じことが言えます。
中には支払った証を残すためにわざと窓口払いにしている方も多いですが、正直デメリットしかありません!
先ほどのマイナスイメージもそうですが、何より請求書発行手数料が毎回かかってしまい余計なお金を払わないといけないからです。
いくら毎回支払い期日前に携帯ショップの窓口で支払いをしても、携帯料金の請求金額確定日に自動で請求書発行手続きを行うため、支払った後でも行き違いで請求書が届いてしまいます。
携帯ショップに支払いに行くくらいなら、口座振替にして通帳記帳をすれば携帯料金を支払ったとわかるでしょう。
どうしても領収証が必要な場合には、サポートセンターに電話をして郵送で送ってもらうこともできます。
いずれにしても、窓口払いにしていいことはないですし、あくまでやむを得ない支払い方法であるということを理解しておき、窓口払いはできる限り避けましょう。
携帯電話の分割購入ができないとクレジットカードをもつのも難しい
携帯電話の分割購入審査に落ちた方のほとんどは、何かしら心あたりがあるはずです。
先ほども言ったように、携帯電話の分割購入審査もクレジットカードの審査と同じ信用情報機関を利用するという話をしましたよね?
様々な原因が考えられますが、携帯料金や他のローンの延滞が続いてたりしていた場合はもちろん審査に通りません。
自己破産や任意整理をしている場合も審査落ちの主な原因ですね。
審査落ちの原因は、携帯料金の延滞の場合は審査センターの方が教えてくれますが、それ以外の延滞の場合は教えてくれません。
「総合的な判断により」などの回答の場合は大概クレジットなどのローン延滞や自己破産の場合が多いですね。
携帯の審査は1番甘いと言われてますし、携帯は生活必需品で持っているのが当たり前なので普通は家賃や光熱費と同様、きちんと支払っているのが当たり前です。
つまり携帯すら持てない人がクレジットカードなど持てるはずがありませんし、携帯料金もまともに支払えないお金にルーズな人がクレジットカードを持ってしまうと見境なく使ってしまい支払えなくなる危険性が高いと判断され、審査に通るはずがありません。(やむを得ない事情がある人は別ですが、それでもクレジットカードは持てないでしょう)
ちなみに不動産のローン審査はもっと厳しく、携帯電話の分割残債が残っていてもNGらしいですよ。
まとめ
ここまで審査落ちする様々な原因を話してきましたが、果たして最近スマホの機能をどれだけの人が求めているんですか?
1台10万円以上もするスマホを欲しがる人は決して多くないでしょうし、高いと感じるのはごく当たり前の反応です。
仮に分割審査に落ちたとしても、比較的安いスマホを一括で購入すればいい話です。
携帯電話の本来の目的は、連絡手段として使うことでしょう?
だから全然無理して高いスマホを求める必要なんてありません。
今こそ携帯電話の本当の使い道を見つめ直すべきなのかもしれません。