まぁ〜きゅ。

薄っぺらい人間関係からの脱却

勘違い男が職場の上司にやってしまった胸クソ事件

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こんにちは!maakyuです!

職場での人間関係は永遠の課題です。

コツコツと長い時間をかけて築きあげた信頼関係もたった1つの過ちでもろく崩れます。

そして1度崩れてしまった信頼を取り戻すには、さらに倍以上の努力が必要となっていいことはありません。

 

中には、たった1つのことで取り返しのつかない事態になってしまい退職を余儀なくされてしまうこともあります。

 

過ちとは具体的に

  • 遅刻、欠勤
  • 仕事での大きなミス
  • 暴言、言葉の暴力
  • セクハラ、パワハラ

など様々です。

中でも特に多いのはやっぱり「言葉の暴力」でしょうね。

 

場合によっては謝っても許されない事態にもなってしまうことだってあります。

 

今回は、その中でもたった一言で取り返しのつかない事態になった事件を紹介します。

 

ほんの小さなことから起こった事件

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今回の加害者はもちろん勘違い男。(以下男A)

 

被害者は、年下上司の女性。(以下女性B)

 

2人はあるショップで働いており、よき上司と部下の関係だった。

女性B男Aを信頼しており、仕事が終わってからも毎日のようにLINEで仕事のやりとりをしていた。

 

時には2人で居酒屋や食事にも行ったりもしていて、女性Bは家が遠いが車を持っていなかったことから、時々男Aが車で送っていったりもしていた。

 

この時、男Aはまずとんでもない勘違いをしていた。

男Aは、女性Bが自分とだけ仲がいいんだと勝手に思い込み、さらには女性Bが自分に惚れているなどと意味のわからない勘違いをしていた。

 

ただし、男Aは気がかりに思っていたこともある。

男A女性Bもお互いに交際相手がいる。

 

このことが抑止力となり、一線を越えることはしなかった。

 

それよりも問題は、この男A独占欲が強いことだ。

後から聞いた話では、男Aの彼女への束縛ぶりが異常だった。

彼女が飲み会に行くだけでも不機嫌になり、ついには彼女のかばんにボイスレコーダーを仕掛けてしまうほど。

 

1度目をつけた人は、どんなことをしてでも自分だけのものにしたい性格だった。

そんな男Aの本性は、職場の女性Aにも徐々に向けられはじめる。

 

いつもは毎日のようにLINEでやりとりしていただが、ある日女性BからLINEがいきなりこなくなった。

 

男Aは、最初は「自分が避けられているんじゃないか?何か嫌われるようなことをしたのか?」と思い、何度かLINEをする。

しかし、女性BからLINEの返事はこない。

結局その日は返事がくることはなく、男Aは次第に怒りが込み上げてきた。

 

次の日、早速女性Bに問いただす。

(まあこの時点でおかしいけど、彼氏きどりか!)

 

女性Bは、昨日はやることが多すぎて返事できなかっただけだった。

 

それでも男Aは納得いかず、1日中不機嫌なままで職場の空気は最悪。

何日かしたら仲直りはしていたが、何度か同じことを繰り返していた。

その度に気をつかうはめになる他の同僚はたまったもんじゃない。

 

そのうち男Aは、女性Bが他の男性の同僚と仲良く話するだけで不機嫌になり始める。

いい加減女性B男Aのことを徐々に避け始めたが、それでもまだ仲はよかった。男Aの性格はともかく仕事はきちんとこなしていたからだ。

 

ただ、それからしばらくしたある日、決定的な出来事が起こる。

 

その日は珍しく男Aが仕事でミスをし、仕事が長引いてしまった。

そんな自分の近くで、女性Bが冗談で他の同僚に

 

「あなたは誰かさんと違って仕事が性格で早いからね」

 

と言い、自分を見てクスッと笑いかけたことで、男Aがブチキレた。

 

女性Bはもちろん冗談で男Aをちょっとからかうつもりで言っただけだったが、男Aは大きなショックを受けた。

 

男Aはなんとか聞こえないフリをしていたが、仕事が終わった途端に耐えきれず、みんなの前で泣きだしてしまった。

 

あんなに仲がよかったと思っていたのに。。

男Aは裏切られたような気持ちでいっぱいになった。

 

次の日、男Aは泣いてみんなに心配かけてしまったお詫びをした。

しかし、男Aは怒りを抑えるべくその日から女性Bを避けるようになった。

 

女性Bはなぜ男Aが自分を避けるのかを理解していなかった。何度か女性BからLINEがきたが、男Aは完全に無視。

それでやっと自分のせいなんだと理解したのか、女性B男Aに話しかけることはなくなった。

 

男Aは、他の同僚には泣いてしまった理由を話し、それは女性Bにも伝わっていたはずだった。

同僚は女性Bと話しあう機会を設けて仲直りしてもらおうとしていたが、それから日も経たないうちに男Aは退職。

女性Bも結局最後まで男Aと話しあうことなく終わってしまった。

 

男Aは悔しかった。なぜ女性Bはたった一言の謝罪をしてくれなかったのか。

どうしても納得できなかった男Aは、退職時にLINEで女性Bに今の正直な気持ちと、なぜ謝罪もなかったのかを問いただした。

 

しかし、何日経っても返事はこない。

憤りを感じた男Aは、さらにLINEで「謝りもしないんなら、絶対あんたのことは許さない」という文面を女性Bに送った。

 

それでも返事はなく、「なぜ返事もしないんだ!逃げるのか?」とLINEを送ったところ、女性Bからブロックされていた。

 

と同時に、LINEの文面のことで、働いていた会社の顧問弁護士から警告文が届いた。

 

警告文の内容は、

「貴殿が女性Bに対し、文面にて脅迫文を送ったことに対しひどく怯え、そのことにより重大な精神的苦痛を受け日常生活に重大な影響を及ぼしました。これを解決するには、今後女性Bに近づかず、文面も一切送らず女性Bに関わらないと誓って下さい。」

という内容だった。

 

別の被害者から聞いた話だが、元々女性Bは上司と仲がよく、上司も女性Bには甘かったのもあって、女性Bは自分がしたことを全く言わずに男Aがすべて悪いことのように上司に報告し、それを信じた上司が顧問弁護士に依頼していた。

 

男Aは、ただ愕然とした。ただ一言、冗談で言った一言を謝って欲しかっただけなのに。

直接じゃなくていい。LINEでもいいから謝ってくれれば終わっていたことなのに。

 

その後男Aは完全に人間不振となり、他の職場に行ってはすぐに退職を繰り返した。

 

「なんで自分だけこんな目に。。」

 

そんなことを思いつつ、誰も相談相手がいなかった男Aは、ただ現実に絶望していく。

やがて男Aはそんな人生に疲れ果て、やがて自らで生を終えてしまった。。

 

そんなことを知る由もなく、今日も女性Bは同じ職場で元気に仕事をしている。

まとめ

男Aの惨めな末路はいかがでしたか?

男Aが自分で引き起こした過ちにより、自分自身を追い詰めていった結果がこれです。

 

ただ、男Aがすべて悪いのでしょうか?

もし女性Bの対応がもう少し違っていたら、もう少しましな結果になっていたかもしれません。

 

あくまで仕事とプライベートは別です。

判別がつかなくなると、だいたい失敗します。

この機会に今一度、自分の職場での人間関係を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?